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すきなものをすきなだけ語る。ミーハー体質。

雪組大劇場公演の千秋楽を終えて。

去る5月29日、雪組トップスターの早霧せいなさんが宝塚大劇場をご卒業されました。

2番手ファンの端くれとして感じたことを書き留めておきます。

 

前日28日、幸運にもサヨナラショー付の前楽を観ることができました。

それまでに何度も観劇していたのに、ショーの絆の場面で突然に決壊して涙が止まらなかった…(´;ω;`)

本当に本当に、この劇場の真ん中に立つちぎさんを観るのはこれが最後なんだなぁと思って。しんみり寂しさを噛み締める暇なんて与えてくれなくて、明るくて楽しい場面に逆にこれまでの楽しかった毎日を思い出しました。

そしてサヨナラショー。私は生でサヨナラショーを観るのは初めてで、しかも曲目も分からない状態でドキドキ。

そして現れた真っ赤なお衣装で大階段の真ん中に立つちぎさんと鳴り響くイントロ!

ルパン三世のテーマ」もう泣いた…

2015年元旦に大劇場お披露目公演を観て、お披露目公演のお芝居ラストでこんな大きな手拍子に包まれる人、他に現れないわ!!と大感動した曲をまたこうして聴かせてもらえて幸せでした。

 

その後も雪組トップ時代を振り返る選曲で、それはつまり私が雪担になった歴史を振り返る時間でもありました。

 

 

ラの白燕尾はのぞみさんが念願のナンバーを踊っている姿に胸熱。おめでとうございます!

ラの主題歌を歌うのぞみさんの声に良い意味で違和感wちぎさんの声で聞き慣れてるからね(笑)

大劇場・東京・全ツと30回ほど観たショーには身体が勝手に反応してしまうものでした。

 

そしてちぎみゆコンビの新調のお衣装が本当に綺麗で…私の中での一番カッコいいちぎさんが更新されて、本当に本当に大劇場でしっかり見納められました。

 

 

そんな感動を胸に迎えた千秋楽。入りや公演を見ることはできませんでしたが、出のパレードで袴姿を拝見しました。

 

私は東京がホームのファンで、トップさんの本当にラストデイになる東京公演の千秋楽の方がいつも思い入れもあるのですが、5/29を境に心境が変わったような気がします。

トップスター様の大劇場千秋楽って圧倒的に特別でした。

 

まず宝塚の街全体がもう千秋楽モードで道行く白服の皆様の姿に心を打たれます。

そして何と言っても出のパレード…こういうシステムになっていたのか…とヅカオタ研7の終わりに驚くばかりでした。

 

アーチの手前まではギャラリーもいなくて。

本当に神々しい姿で歩く姿に心打たれました。

武庫川から吹いてくる風を感じながら、

宝塚の街並みを背景にアーチの方へ歩いて行く袴姿のちぎさんの背中を見送って、

本当にこの夢のような街から消えてしまうんだ…と思いました。

 

東京公演ももちろんあるけれど、男役として生まれ育った街を離れる大劇場千秋楽の寂しさは特別なんだなと。東京という華やかで賑やかな街も楽しいけれど、都会の喧騒から少し離れたこの場所こそが宝塚の原点なんだな…と。

上手く言葉になりませんが、そんな風に感じました。

 

そして次期トップスターの望海さんの楽屋出。拍手で送られるその姿に、いつか訪れる日を考えずにはいられなかったけど。

先程のちぎさんのように、望海さんが美しくこの街を去りゆく日にはまた絶対にこの場所に来たいなと心底思いました。

その時にはアーチに向かう袴姿の背中を見送るのではなく、アーチを通る姿を正面で迎えていたいなと思います。

 

終わりの時が射程距離に入りつつあることを、でもその終わりにはこんなにも美しいものが待っているということを感じた2日間でした。

悔いなく駆け抜けたいな。